兄には容赦なし

2003年9月20日
築30年は軽く超えている我が家。
敷居の溝も磨り減りきってるので、襖がすぐ外れる。

朝、布団をゴロンと転がって、ドカンと襖にぶつかった次男坊。ご多分にもれず、襖が外れて布団の上にばったんと倒れてきた。

難を逃れた次男坊、最近のお気に入りのブタの落し蓋(台所から持参)を手に一人芝居をはじめた。

「ぶたさん、ごめんねぇ。痛かった?」

「ううん。痛くなかったよ。でも@@のせいでビックリしたよ。バターンて倒れてきて。」

「...そして、ぶたさんの目からびちょんびちょんと涙が落ちました。」

「おしまい。」

...想像力豊か(?)なのは結構だが、その前に倒れた襖の下敷きになって苦悶の表情で寝ている君の大事なお兄ちゃんに対するリアクションはないのか...。
実家の母から宅急便が届く。みかん箱大のダンボール箱一つ。

あー。出てくる。出てくる。

ジュースやらお菓子やら本やら。

毎度毎度ありがたう。


靴のバーゲンに行ったらしく、長男のための靴が2足入ってた。サイズは知ってるので、問題なし。

でーも。

一つがウルトラマンの靴でしたのよ。よくある青色の運動靴タイプで、甲のマジックテープには、怪獣にキックしてるウルトラマンの勇ましいお姿が。
履き口のポイントカラーは蛍光イエロー。


長男開口一番、「これ、僕の?」 

...思いっきり反語形。
靴としてはとても履きやすい。もう1足の方は、甲が高い彼には履きづらいものだったのに。

毎日公園でサッカー三昧の彼は、靴がすぐにボロボロ。4月入学以来履きつぶした靴が既に3足。

今履いている靴もボロボロなので、せっかくだから履いていけと、朝、玄関にウルトラマンを置いたのですが。

断固拒否されました。

貴重な補給となるはずだった彼らはお蔵入りとなりそうです(T_T)

小一でキャラクターもの拒否かい。 でも文房具類は遊戯王のクセに。ウルトラマンがダメなのか。  謎。


ちゃー。またやっちゃった。

夜、お風呂に入ろうとした夫が絶叫。
風呂が水だった...。

うちの風呂釜、ガスの火の調節が2段階あって、大元の方の調節は普段動かさないのだけど、たまに動かした後忘れてしまってそのまま入れてしまう事がしばしば...。

「なんでこんな何回もやるんだよ!! (俺は)こんなことした事ないよ!! 風邪ひくだろ!! 」

あ〜。ごめんよ〜。悪かったよ〜。
 
ううう。そりゃこっちのミスだけどさ。これが逆の立場だったら、私は笑ってすますところだぞ。ていうか、夫に対してああいう物言いはできないよなぁ。
子供にはギャーギャー怒ってるけど。

ということは夫にとって私は子供と同格ってことなのかな。

あー情けない。

所在無く台所で椅子に座ってると、長男がよって来た。夫と一緒に入ろうとしてたので、彼も素っ裸だ。

子供の前で怒られるのは、普段子供に対して怒る立場だけにこっちの立場がなくて、ますます情けない。

バツが悪い思いをしながら、バスタオルを彼に巻きつけてやりつつ、「ごめんね。」と謝った。

彼、にっこり笑って返すに、

「いいよ、いいよ。ママ、かわいいから許してあげる。」

ますます私が情けない顔になったのだろう、

「大丈夫だよ。こういうこともあるよね。」


うわーん。どこでそんな慰め方覚えたんだ。
ちょっと癒されちゃったじゃないか(ToT)


芋ほり

2003年9月13日
昨日は幼稚園の芋ほりでした。

ああ、いいなぁ、私も子供の頃やったなぁ。蔓をひっぱると、ぼこぼこ出てくるんだよね。

持ってかえって天ぷらにしたり、スィートポテトにしたり、美味しかったなぁ。

と、勝手に夢想してたのですが。

次男坊が掘ってきたのは、芋は芋でも、「ジャガイモ」でした。

芋ほりといえばサツマイモのことだった母はびっくり。

えー。これはやっぱり北海道だから? それともサツマイモの方が間違ってる?
朝のいつもの風景。

もう園バスのお迎えの時間だというのに、準備ができてない我が家。そんなことおかまいなし、どこ吹く風の次男坊をせかしつけ、あれこれ話しかけてくるまだ登校時間ではない長男を牽制しつつ、独楽鼠のようにくるっくる動き回る私。

その傍らで、こちらもあまり時間の余裕のない夫がテーブルで食事をとりつつ、口を挟む。

「どれに着替えるがちゃんと言ってやらないと分かんないんじゃない?」

「なんでもっと早く薬飲ましとかないの?」

「(時間)やばいんじゃない?」

「もう園バス来てるよ、きっと。」


...いちいちご高説ごもっとも。

しかししかししかし、うっるさーーい!!(怒) 

今急いでる時にそれを言ってどうなるんだ! 手伝ってくんないなら、口出すな!! そっちに気をとられるだけ、時間の無駄なんだよ!! 

椅子に座ったまま言われると、走り回ってる自分がバカみたいですげー腹立つ( ̄△ ̄#)

...今日も園バスを待たせてしまいました...。先生方、ほんとーにごめんなさい。来週から目覚まし2個にします...。

センスの違い?

2003年9月11日
TVの世界柔道を観て。

私「これ、どこでやってんの? 日本?」

夫「スウェーデンだよ。」

私「......。」


...一時が万事こんな調子なんですけど...。

なんでまともに受け答えできないかね。そういう冗談はイライラするだけ。おかしくもなんともない。

こないだはついに子供にまで「パパ、また嘘つくんでしょ。」とイヤな顔されてた。子供には何が冗談なのかホントなのか判断できないんだから、混乱するだけだよ。

ん? ということは私も子供と同程度ということか?


...まあそうだろうな...。


人体の驚異

2003年9月10日
昨日抜歯した所を消毒するために通院。

詰めていた綿を取り除く。ぽっこりと穴が空いていて、舌で恐る恐る触っても底にあたらないぐらい。

とーこーろーが。ものの数時間後、舌で何気なく触ってみると、穴が底上げされてる!! 歯茎の肉がもりあがってきてる!

いや〜。歯が抜けた後をそのままにしとくと左右の歯が寄ってきてかみ合わせが崩れてしまうって聞くけど、さもありなん。って感じ。

しかし、歯が痛い。抜歯後の歯茎が痛いのはいずれ治るだろうけど、別の関係ない歯が痛い。体調悪くなると痛む、根っこに病巣のある歯...治しても治しても再発するもう15年くらい悩まされてる...。

あー。虫歯ってほんとにやっかい。
体の悩みは色々あるけど、中でも虫歯のない人と、眼鏡のいらない人ってほんとにうらやましい(T_T)

病院三昧

2003年9月9日
親知らず抜歯。

非常に抜きやすい歯だったらしく、ものの1分ほどでぬけた。麻酔してるから痛くなかったけど、ミシッって骨の軋むような音が気持ち悪かった...。


子供喘息発作。

吸入をしに病院へ2回。1回目では酸素飽和度93。2回目で99。

なにがきっかけになってるのか分からない。そういえば数週間前から唾を床に吐くことがあって叱っていたのだけど、その頃から喉に炎症がおきてたんだろうか...。

とりあえず元気になって良かった。

なんか知らんがキーキー怒ってばかりの長男坊主。

学校から帰る。ランドセルだけほうりこんで友達の家に行こうとするのを止めると、靴を振り投げて怒る。

夕食にいつも1時間以上かかるので、もっとパクパク食べられるようになるまで3時のおやつは無しだと、あれほど言い渡したのに、数分ごとにあれ食べていいかこれ食べていいかと聞きまくり、その度にダメだというと「ズル!!」と半泣きで発狂する。

出先でアイスクリームを買えと絶叫。家に帰ってからもしつこく言い続ける。無視していると、別の部屋へ行って「バカッ!バカッ!!」と悪態をついている。

...学校から帰ってすぐ遊びに出て、いつも家に帰るのは夕方6時過ぎ。今日は用事があったので、家にいる時間が少しいつもよりあったのだけど、その間じゅうキーキーイライラ。

いったいなんだというんだ。ちょっと気に入らない事を言われると、逆鱗に触れたかのように瞬間即発。勢いこちらも声を張り上げ、疲れること極まりない。

もうやだよ。ママは怒ってばっかりでイヤだと思ってるだろうけど、ママだって怒るのはイヤなんだよ。不愉快だよ。

いっそのこと何もかもほったらかしにしてやろうか。

おやつ食べ放題、遊び放題、ゲームでもなんでも好きなこと好きなだけご勝手に。

そうすりゃいいんだよ。そのほうがこっちだって楽なんだからさ。何も好き好んで青筋立てて子供とわたり合いたいわけじゃない。

...でも、それじゃ後々君が困るだろう。何をおいても君らには幸せになって欲しい。そうなるために何をしていいか、ほんとのところはよく分からないけど。
でも、少しでも良いと思うことをしてやりたいのに。

良いのかな?間違ってないのかな? 

分からないよ。

もっと上手いやり方があるのだろうけど。君の親は私でしかありえないから、しかたない。

人間を作り上げることに関わるのって、恐ろしい。私のさじ加減で、何かが変わるかもしれないわけだから。

親であることが、時々とても重くてたまらなくなる。


...なんて怒りを日記にぶちまけてたら、坊主にオムツはかせるの忘れてたよ!! 布パンツで寝ちゃってた坊主、外さすやってくれました...。

被害は掛け布団2枚と敷布団1枚、それに枕。

うう。掛け布団3枚しかないのに...。1枚でどーやって寝よう...北海道の夜は寒いよ(T_T)
「青い折り紙と赤い折り紙が、全部で9枚あります。青い折り紙は7枚あります。赤い折り紙は何枚でしょう。式と答えを書きなさい。」

小学一年生の算数の問題です。

この問題でなぜ

7−5=2 とか 5+2=7  なんて式が導き出されるのでしょーか。

おはじきで実際にやってみせても分からない。

2が答えだと分かると、「じゃあ、6−4だ!」  

いったいこの問題のどこに6とか4とかの数字があるのか。君の脳内ビジョンには見えるのか。

そしてなぜ他所様のお子様にはことさら辛抱強く接することができるのに、我が子となるとこんなに紙のごとく薄い忍耐となってしまうのか。  

あー。疲れることよ。

夜尿症

2003年8月31日
長男発熱。

朝からめずらしくぼんやりTVなんぞ見てるなと思ったら案の定38度もあった。

次男坊はちょっとでも体調悪いとやれ頭が痛い腹が痛いと大騒ぎなのだが、長男は体質の違いか鈍いのか、普段と打って変わってものすごくおとなしくなる。

なんもグズグズいうことなく、ただただぼーっとしてるか眠ってくれるかなので、看病するほうとしてはこの上もなくラクチン。

今日も昼ごはんを少し食べてから、布団でゴロゴロしてるうちにいつのまにか熟睡。やれやれ...と思いながらハッと気がついた。

こいつ、パンツのまま寝てる!!

それが何か問題かっていや問題大有り。だってこいつ、おねしょするんだもの(ToT) 

もう7歳になるというのに、いまだにほぼ毎晩(!)おねしょするのだ。 しょーがないので夜はおねしょ用の紙パンツをはかせてる。でもせいぜい対象は4歳ぐらいまでらしくて、量が多い時は漏れるのだが...。

まずいーーっと思って布団めくったらば...案の定大洪水(泣)

えーん。いい加減にしてくれよぉ。生理的なもんだから叱れないけどさぁ。夕方から布団ぬらされるとほんと困るんだよ。

そろそろ泌尿器科のお世話になった方がいいのかなぁ...。プライド傷つけちゃうかな?

酒と過去と将来

2003年8月30日
夕飯前に買い物に行ってきたダンナ。日本酒四合ビン1本買ってきた。

これがどーしたことか飲む飲む。夕飯食べながら、世界陸上みながら、しゃべりながら、もー止まりません。

ついに飲みきってしまった。四合瓶丸一本。唖然。

普段は4、5日かけてちびちび(?)飲むのに。

どーしたんだ。夕方から子供たちと公園で遊んで程好く疲れたのかね?

ダンナは酔うほどに上機嫌になっていく人で、あるラインを超えるととても饒舌になる。今日もまーしゃべるしゃべる。2時間で1週間分くらいの話を聞いた気分。

...色々話してくれたけど、まとめとしては今の仕事について良かったということと、うちの長男坊主の脳タリン加減がどれほどのものかということか(笑)


とんびが鷹を...は無理かもしれんがせめて同じとんびではあって欲しいところ。今のところ雀レベル?いいとこ鳩?  

秀才クンだったダンナにはありえない出来なさ加減らしい。いや、母はきっとキミと同じレベルだったろうけどさ(苦笑) 

大学受験まで後11年。長い旅路だなぁ。

要整理整頓

2003年8月23日
ダンナが冷蔵庫の煮豚をひっくり返した。

漬け汁が床にぶちまけられてベッショベショ。なんで蓋をしとかないんだ、落ちるような所に無造作に置いとくんだとダンナイライラ小爆発。

お小言を頭上に受けながら無言で床を拭くわたし。

あー。こういうの、うちの両親もよくやってたなぁ。台所で父がなんかをひっくり返し、片付けてないからだと母を怒る。母は黙って後始末。

子供の頃は特になんとも思わなかった風景。

しかし己がその立場になると...床に這い蹲って後始末してる頭上からののしられるのは結構な屈辱感だ。むぅ。

しかも汚した当人は何もしないのにさ。後始末をする方が一方的に罵られるというのは何かわりにあわない...。

まああれもこれも部屋が片付いてないから悪いのサ! 帰省前にすこーし片付けたのが既にゴミ溜め状態...。うぅ。抜本的改革を行わねばダメね...(T_T)

しょーがないけどね

2003年8月22日
肩こりからくるのか、なんなのか、頭が変に重くて気持ち悪い〜。

と、へばってる私を尻目に、お子様たちは好き放題。

「ママ、トランプしよ!」

「ママね、具合悪いから勘弁して。」 

「え〜!いいからトランプしよーよ!!」


何がどういいというんだ。バカモノめ。


なんでまあ子供というのは親に対してこうも無慈悲というかお構いなしなんでしょーか。親の都合まるで無視というか...。

振り返れば自身にも身に覚えありありです。
なんて身勝手な奴だったんだ...と赤面するようなことをかなり大きくなるまでやってた記憶があります。

この人も大変なんだな...と親の苦労というか心情を思いやれるようになったのは、確か高校生になった頃でしょうか。それまでは不思議なくらい、「親も一人の人間」という感覚が抜け落ちていて、ただただ自分の感情をぶつけるばっかりだったような気がします。

...ふー。残酷だなぁ。あと5年もしたらあんなバトルをこの子らと繰り広げるのかしら。

ああっ、お父さん、お母さん、ごめんなさいっ。いまさらに反省しておりますから、どうかアナタ達の孫は、アナタ達の子供よりカシコイ成長をしますように...切実。
う〜。鼻声です。

先月からの風邪がどうもすっきりしないな〜と思ってたら、やっぱり軽い副鼻腔炎に移行した模様。

その状態で飛行機に乗ってえらい目にあいました。いまだかつてなったことがない耳痛!! 周りの声は聞きづらくなるし、しまいにゃこめかみまで痛くなってきて、このまま脳の血管ぶち切れてサヨウナラかと思いましたよ。ふー。

薬飲みまくって1週間、鼻水と痛みは治まったのに、いつまでも鼻声です。お盆の時期ということで久しぶりに会う人が多いんですが、会う人会う人に「風邪?」と聞かれてしまいます。
 
人を形容することに容赦のない大正人間のばーちゃんには 「なんやしまりのない声やな。」 などと言われる始末。それが久しぶりに会った可愛い孫に対する第一声かい。

ちなみに第二声は 「よう肥えたなぁ〜。」


・・・ばーちゃん(T_T)

浮き沈み

2003年7月25日
あ〜。体調悪い。3日くらい前からダルくて、騙し騙しきてたんだけど、やっぱり風邪みたい。

節々がジクジク痛くて、首から上がなんか不快な浮遊感。
久しぶりだな〜。この感じ。

とりあえずPL飲んだら少し落ち着いた。

親戚のおばさんから電話をもらう。お中元送ったのに連絡がなくてちょっと気にしてたのでホッとする。礼儀にウルサイ人なんで、なんか失礼あったかな〜とビクビクしてたのだ。

でもこのお人を私はとても好きなのだ。ピシッとしてて、物腰は柔らかくて上品。話術に長けてて、話下手な私でもいつも楽しくお話できて。

こういう人になりたいなぁと、思わせてくれる人。

子供夏休み・朝からラジオ体操・風邪・疲れるヒトの訪問etc. で腐りかけてた気持ちがちょっと復活。さーて、8月の帰省までに部屋の片付けしなくちゃ。

頑張ろ。


違うね

2003年7月24日
小学1年坊主の長男の持ち帰った学級通信に記載されてたクラスメートの「七夕の短冊のお願い事」

サッカーせんしゅになりたい

ケーキやさんになりたい

あしがはやくなりたい


などなど、微笑ましくもありがちなお願いごとが並ぶ中で、運動神経抜群の、ちょっとスター的存在の男の子のお願い事。


「なにもかも、むてきになりたい」


惚れました(笑)

子供の言いわけ

2003年7月19日
4歳になる下の子は、そろそろお友達と遊びたい年頃。外で子供の声がするとすぐ玄関を開けて出て行こうとする。

まだ一人で遊ばせるわけにもいかないので、大抵は叱り付けて家に戻す。そうそういつも外遊びに付き合ってられません。

今日もまた勝手に出て行こうとしたので、頭にきて玄関のドアを閉めて締め出した。

上の子だと泣き出す所だけど、下の坊ちゃんは結構気が強い。ドアをガンガン蹴飛ばし、体当たり。 うわぁ〜。近所迷惑だよなぁ。大して怒ってたわけじゃなし、もう入れてやるかとドアを開けようとしたその時。

「蹴ったりしたらダメだろ!! 壊したらどうすんだよ!! オマエがべんしょうすんのか?!」

おおう。ご近所のお嬢ちゃん。5歳にしてワイルドな言葉遣いだな。

「そうだぞ。どうするんだよ。」

あら、新顔の男の子。うちの坊主と同じくらいか?

ドアの覗き窓から様子を伺う私。その間にもガーガーうちの子を攻め立てるお二人。隅に追い詰められた坊主は一言も返せず固まってる。

「ここは借りてるところなんだぞ! オマエのものじゃないんだぞ!! バカ!」

いやその通り。どこのうちでも同じような叱り方してんのね(苦笑)

「そうだ! バカ!!」

おー。なんだかよく分からないけど、とりあえず強い方に味方してかさにかかって攻め立ててるわね、君。

どう収拾つけるのかと思案してると、横からまた声が。

「@@ちゃん、そんな小さい子にどなっちゃダメなんだよ。」

お。叱り付けてる嬢ちゃんと同い年のお嬢ちゃんじゃないか。普段からおっとりと優しそうな感じだったけど、やっぱり優しいのね。

「だって、ドア蹴ったりしてるんだよ!」

「でもね。どなったりしたらかわいそうだよ。小さい子には優しく言わないと...。」


おおお〜。なんて優しい(T_T) と、嬢ちゃん反論して曰く、

「だって、いっつも@@(自分の名前)のこと殴ったり、蹴ったりするんだよ!!」


!!!  ちょっと待て。うちの坊主はそんなこ
としたことないぞ。遊ばせる時は必ず私が見ているし、そもそも君とははほとんど遊んでない。君に殴られそうになった事ならあるが...あの時、そばで見ていた私の視線に気がついて、振り上げた拳をバツが悪そうにもどしていたわね...(笑)

それでも優しくなだめる女の子に、何度も先のセリフを連呼するので、ついにドアを開けて私も顔を出した。

私の顔を見た途端、黙って立ち尽くしていた坊主、ぼろぼろ涙をこぼして泣き出してしまった。
私に、そんなことしてないでしょ、と言われてムキになって反論していた嬢ちゃん、わんわん泣く坊主に「バカみたい!!」の捨て台詞...。

それにしても、なんのためらいも迷いもなく、瞬時にあんな嘘を言い返せるとは。
ちょっとあっけにとられちゃったよ。普通もっとまごまごするとか、口調が変わるとか、子供の嘘ってもっと見分け安いと思ってたのに...。

自分の子も、あんなふうに嘘ついたりしてるのかなぁ。判断に自信なくなっちゃたよ...。

年に2回

2003年7月18日
にじゅうななまんえん。


夏休みの帰省費用の見積もり。目が回りそう。
北海道は今一番いい季節。子供たちも元気に外で遊んどります。

ちょっと大きい子は公園などへ遠出しますが、3歳〜6歳ぐらいのちびっこは自宅団地周りがテリトリー。

1階にある我が家。何名かのお嬢ちゃん達に駆け込み寺のように使われとります。

「おばちゃん! @@ちゃんと##ちゃんがケンカしてる!!」

「おばちゃん! 砂場道具貸して!」

「おばちゃん! トイレ!」

はいはいはいはい。分かりましたよ。しかしなぜウチに来るのだ。家が上階で上まで上がるのがめんどくさいとかならまだ分かる。

しかし君んちは1階だ!しかもウチのお向かいさんだ!! なぜ自分ちのドアを背にウチのピンポンを押すのだ!?

お母さん、ちゃんと家にいるのになぁ。謎。

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