朝、TVをつけてたら、石坂浩二の再婚話をやっていて、なんとなく見てしまった。

なんかよく分からんけど、離婚してすぐ再婚したそうだ。前の奥さん(浅丘るり子)とはずーっと別居状態で、今の奥さんが、彼の母親と同居して面倒をみていたそう。結局、母親が、自分の生きてるうちに、彼女をちゃんと<妻>として認めてあげて欲しい、と頼んだんじゃないか...なんて事をコメンテーターが言ってた。

他所様の家庭の事情なんて全然分からんが、気になったのは、TVのキャスターというか、コメントする人達の言葉。

仕事柄、親を孤独にさせてしまっていた、同居してから母親の表情が明るくなった、こういう家庭をのぞんでいた...云々、インタビューに答えながら、思わず涙ぐむ石坂浩二。
それに対して、
「働く奥さんを持った男の人っていうのは、こういう引き裂かれるような思いをするんだなぁと思いました。」

おい、ちょっと待て! なんじゃそりゃ!! なんか違うだろう、それは。
妻は夫の親専用の介護要員か? 夫は仕事で親には付き合えないから、妻がその代わりをするのは当然のことなのか? 

その他にも色々ひっかっかったコメントがあったけど、忘れてしまった。唯一、「浅丘さんにもご両親はいらっしゃいますので、これは双方それぞれの問題ですよね。」 と言った人がいて、ちょっと救われた。

誰だって自分の親は大事だ。つれあいが自分の親を大事にしてくれなかったら、そりゃ悲しい。でも、自分の親なんだから、まずは自分が何より大事にすべきだ。男も女も関係ないと思う。
それなのに、なぜ女の方ばかり当然のように人手を頼まれるのだろう。

親戚に、官公庁に20年以上勤めていながら、夫の親の介護のために途中退職した人がいた。周りは当然のように受け止めてたけど、本人はどうだっただろう。
子供を育てながら、色んな困難を乗り越えて勤めてきた仕事だったろうに。もちろん、親の協力あってのことで、だからこそ、辞めて介護をする選択をしたんだろうけど。 なんか割り切れない。

別の親戚は、同居の親が倒れた時、仕事を辞めなかった。もともと仲が悪かったのだけど、それでも仕事の合間をぬって他の親戚と協力してお世話してた。...でも、世話が十分じゃないと、陰口をたたかれてた...。
じゃあ、実の息子は? もちろん手伝ってたけど、妻の比じゃない。なのにどうして何も言われない?
仕事してるから? 妻だってしてるのに。

男の人は気持ちはあっても態度に出しにくいから...なんてうちの母親なんかは言ってたけど、そんなの理由にならない。 というより、それで許されてきたことに問題があるんだろう。

...うちも、今は双方の親ともに元気だからいいけど...いつか頭を悩ませる時がくるんだろうか。
自分の親には出来る限りのことをしてあげたい。でも、夫の両親に同じだけの気持ちを持てるかといったら...正直自信ない。
その時がきたら、ダンナとどういう話をするんだろう。やっぱり、ダンナも親の面倒みてもらいたいと思ってるのかな。...うーん。


夕方、一人でスーパーへ買い物に行く。書店で立ち読み。
ヤングユーの<ベルエポック>を読んで泣きそうになる。慌てて本を置いて、ズカズカと店内を歩き回った。気分が高揚すると、いつも檻の中の熊よろしくウロウロ歩き回ってしまう。
真剣な顔で、わき目もふらず通路を行ったり来たりする客。妙。

いいなあ、逢坂みえこ。ベルエポックは既刊全巻持ってます。ちょっと落ち込んだ時、優しい気持ちになりたい時、手にとって読み返します。
あの間、というか、空間の使い方がたまらない。何もない白い絵から、想いがあふれてきそうで。泣けます。

今日の夕飯はすき焼き。ダンナが夜仕事に行くため、夕方早めに用意。チビたちが寝てしまったので、二人で鍋をつつきました。美味しかったです。

怖いもの

2001年1月13日
うちのチビは怖がりだ。 新生児の頃から神経質というか、よく泣く子で、産院の先生にすら「これはお母さん大変だわ。」と言わしめたほど。

ベビー布団はほとんど使わなかった。布団に降ろすと泣くので、ずーっと抱っこ。そのまんまの姿勢で一緒に私の布団で寝ていた。ああ...思い出すもツライ日々...。

ハイハイするようになり、それなりに複雑な感情が出てくるようになると、色んなものを怖がるようになった。まずはTVゲーム。プレイステーションのオープニングで後ずさり。ゲーム中は絶対に近づいてこなかった。
尻尾がバタバタ動くエビのおもちゃ。
黒いもの。映画のテロップや絵本の黒いページ。
外国のサスペンスドラマ。「名探偵ポワロ」はテーマソングを聞いただけで布団に逃げ込んでた。
高い所。滑り台も上までのぼれなかった。

とにかくまあ、ちょっと刺激の強いもの、見知らぬものはとりあえず遠ざける、怖がりやさんです。

それが二人目のチビ2号君は、ほっとんど怖がることがない。新生児期もよく寝るどっしりした子で、おしゃぶりさえくわえさせとくと、親がいようがいまいがスヤスヤ。

ゲームも、バタバタエビも、サスペンスも平気。兄が3歳過ぎるまで入れなかったマックのボールプールも1歳半にして果敢に飛び込む奴。

そんな彼が唯一怖いのが、<ぷかぷか浮いてるもの>。ビニール製の水に浮くお風呂のおもちゃ類。湯船にぷかぷか浮かべただけでもう大パニック。泣き叫びながら逃げ惑い、つかんで外に放り投げる。(逃げるだけじゃなくて自ら排除しようとする所が何気に強気かも(笑))

今日、うっかり忘れてお風呂におもちゃを放り込んでしまって大恐慌におちいりました。不思議なのは手に持ってさえいれば平気なこと。とにかくなんだろうと<ぷかぷか浮いてる>状態が怖いらしい。ちなみに自分が湯船に入ってても外にいても同じ。視界に入っただけでダメ。
一体なにがそんなに怖いのか? 謎だ...。

上には上が...

2001年1月12日
ああ、寒い! なんて寒いんだ!! 日中なのにマイナス10度。ぶるるるるる。

夕方、チビ達と歩いて買い物に出たんだけど、とにかく寒い! 風がなければまだなんとかなるんだけど、ビュービュー吹きつけてきたひにゃあ、もう頬が痛くて痛くて。お外大好き買い物大好きのチビが、「買い物、明日はママだけで行ってね。」と泣きをいれるくらいのキビシサ。

パンを買って帰ったのだけど、冷凍庫にいれたごとく固く冷た〜くなってました。

しかし、ニュースで見たロシアのなんとかって町は、零下60度の大寒波! 町全体がまるで氷の彫像のよう。なんでもマイナス10度ぐらいは<ほんのり暖かい日>なんだそうで...。 どうやって暮らしてるんだ....。


おだやかな日

2001年1月8日
今日もたらたらと過ごす。

昼近くまで寝て、起きると入れ替わりに子供達と一緒に起きてたダンナが寝る。しばらく子供達と遊んだりおやつを食べたり。そのうちダンナがまた起きてきて、みんなで遅い昼食。またたらたら。
機嫌が悪くなってきた下の子を寝かせつつ自分もウトウト。2時間くらいストーブの前でまどろむ。ふと気がつくと、ダンナと上の子が外に遊びに行くという。半分寝ぼけたまま、いってらっしゃ〜い。

起きてきた下の子に、残り物のカレーで夕飯。冷蔵庫から器を出した途端、喜びの雄たけび! くっくっ、まだ言葉をしゃべれない子供っておかしいなぁ。わんころみたいに全身で感情を表現する。こんなに小さいのに。

夜もふけた頃、ケンタッキーをおみやげに遊撃隊帰還。そのままお風呂に入る。 
年末年始のお休みのおかげで、やっと下の子がダンナと泣かずにお風呂に入るようになった。今までたまに入れようと思っても、大泣きしてダメだったのに。今じゃ自分から服を脱いでついていくという変わりよう。

この連休は、ほんとにゆったりと過ごした。ダンナが珍しく一時も仕事に行かなかった。3連休まるごとお休み! 年末年始のお休みに続いてほんとにめずらしい。 
...もしかしたら、私に気を使ってるのかもしれない(笑)。お正月休み中、チビ達のパワーを実感してたから。幼稚園開始まであと2週間もあるんだよー、と私がぼやいたら、<長いねぇ...>と心底からつぶやいてたダンナ。 少しは私の苦労を分かってくれたかな?

口先だけじゃなく、心から「大変だね」って思ってくれると、なんだか救われる。私が仕事から帰ったあなたに、「お疲れ様」って言うように、私にも言って欲しい。全然十分じゃないけど、至らないことばっかりだけど、君なりに頑張ってるんだねって、
認めて欲しい。 お互い、ちゃんと向き合って生きてるんだな、って実感できるから。せっかく「家族」になったのに、明後日の方向いてるんじゃ寂しいよね。

寒くて暖かい日

2001年1月7日
今日は一日掃除をして過ごした。
開けると雪崩を起していた玄関の物置をダンナが整理。全部出して、徹底的に分別・廃棄の結果、以前の3分の2まで減った。ぶらぼー!
私は奥の物置部屋を片付け。6畳間なんだけど、これが難攻不落のシロモノ。「とりあえず」で放り込んだ雑多なものが、要・不要問わずごっちゃごちゃ。なんとか半分まで片付けたけど、そこで力尽きた。はー。なんでこんな物多いんだー!! 5年前の<たまごくらぶ>なんて置いといてどーする気なんだ、自分。

夕方、いい加減部屋で遊ぶのに飽きてきたチビ達を連れて外出。疲れて甘いものが欲しくなったので、車でちょっと遠出をしてシエムのケーキを買う。近くのスーパーで買い物して、家に帰って鍋にする。
鍋って家族団欒って感じがしてなんか幸せだ。いつもはダンナは仕事で遅いから、別食になるので鍋は滅多にできないんだよね。夜食のケーキも美味しかったし、満足満足v

しかし、今日はめちゃくちゃ寒かった。日中も−5度以下だったらしい。いよいよ一番寒い時期になってきたんだなぁ。あんまり雪降りませんように。

アトピー

2001年1月6日
チビ2号のアトピーがひどくなってきたので、重い腰を上げて病院へ行くことにした。

去年の4月、総合病院で検査・診療をしてもらったのだけど、その後の指定された診療日に行けず、そのままズルズルとご無沙汰になってしまった。
食事制限を続けていたのだけど、なかなか完全にはよくならず、8月頃、やっと湿疹がひとつもないキレイな肌になったのだ。

...っだったのに。12月の初め、なんか乾いた湿疹が背中に出たなーと思ったら、あっという間に
上半身全部に広がってしまった。シクシク...。
しかも細菌に感染したのか、ジクジクになっちゃって、ステロイド軟こうを塗っても全然良くならない。年が明ける頃には夜も痒がって寝苦しい様子。

以前通った病院は、なんとなく行きづらいので、そこより近くて、友達に紹介された個人病院へ行く。
近いと言っても、車で15分くらい、しかも不便なとこにあるんだー(泣)。

珍しくダンナが朝から休みだったので、車で送ってもらう。ついでに上の子もひじ裏や膝裏が赤くなってるので、一緒にみてもらうことにした。

おじいさん先生だったけど、なんか昔ながらのガンコ医者って感じで結構怖かった。
「子供の言葉の多様さっていうのは、お母さんがどれだけ話し掛けたかによってきまるんですよ!」
なんて他のお母さんに熱っぽく言ってて、見たらまだハイハイもできないような赤ちゃんだった。うーん。言葉の相談に来たとは思えんけど。

結局、二人とも血液検査して、とりあえずチビ2号はこのひどい湿疹を治して、それから生活指導しましょう、って事になった。
「だいたいみんなケアしないからひどくなるんですよ。」
ウチはその通りなんで耳が痛かったけど、なんかなー。 

前だって、あんだけ食事制限して、薬だって食事の前後三度三度、清掃・塗布を繰り返したけど、何ヶ月も良くならなかった。少し良くなってはまた悪くなるの繰り返し。何がいけなかったのか、なんで突然キレイになったのか、全然分からない。

今度の湿疹はいつキレイになるかな...。頑張って通うから、早く良くなってね。

夜、大雪の中、歩いて近所の回転寿司に行く。実は私、回る寿司初体験なのだ〜! すっごい混んでて待ったけど、子供達も大喜び。
でも、なんか気が急いてすごい勢いで食べちゃった(笑)。いつチビどもが暴れ出すかと思って。ゆっくり優雅に食事できる日はまだまだ遠いなぁ...。 

新年

2001年1月1日
いつの間にやら年が明けてしまいました。とりあえず新年おめでとうございます。今年も良い年でありますように。

年末は、急性胃腸炎かと思うようなひどい上げ下げの風邪にかかってしまい、ノックダウンでした。出先であんなに吐いたのは人生で初めてです...って、新年早々する話じゃないですな。

朝から吹雪いていたので、初詣はみおくりました。今年はダンナも仕事はお休みで、家族でゆっくり新世紀の年明けを過ごせました。よかこってす。
お腹は相変わらず不調で、せっかく作ったおせちも大好きなお餅も少ししか食べられませんでしたが...体重増加には歯止めがかかったようで、不幸中の幸いということで良しとしましょう

子育て期の夫の協力

2000年12月27日
夕方雪かきをしようと玄関に出ると、「ただいま〜。」の声。お向かいさんのご主人がご帰宅の模様。出迎えた子供達の歓声が聞こえてきた。

う、う、う、うらやまし〜。(T-T)

時間は6時。今日は仕事納めのはずだから、特別早いんだろうけど。でもいつも結構早く帰宅すんじゃないかなぁ。知らんけど、遅く帰るとドアの音が響くからね。9時以降にそんな音聞いた事ないし。

うちのダンナはいっつも9時過ぎ。だいたい午前様に近いことが多いかな。土日もほとんど仕事だし。
あーあ。おんなじ職場に勤めててこんなにも違うかな〜。科は違うけどさ。

今、週の半分くらい外に勉強に行かせてもらってるんだけど、そこがとても熱心&レベルの高い所で、ついていくのは大変らしいけど、ダンナはとてもイキイキしている。人間関係もいいらしい(これは大事)。

それはとても喜ばしいことのはずなんだけど、はっきり言って今の私にはなんのメリットもない。(短期的視野に限っての話かもしれないけど。)

今、上の子が幼稚園に通ってて、ちょっと楽になったけど、少し前はほんとーにツラかった。とにかく家の事を全部自分一人でしなきゃいけない。引っ越したばかりで、知り合いもいない、一日中子供と箱みたいな部屋の中。外に出ても、目を離せない子供を追いかけて、息つく暇もない。道を普通に歩かせることすら、街では困難なのだから。

何回命の電話に電話しようと思ったか(笑)。本気で離婚して実家に帰ろうかと思ったよ。
なんで、こんなとこで一人で子育てしてんだろうって。 頭おかしくなりそうだった。

ちょうど、友達の結婚式や、第2子出産で里帰りとかあって、なんとか壊れかけた精神を修復した。
帰れる実家がなかったら、どうなってたか分かんない...。

なんかの研究で、子育ての第一の壁である1歳半頃、夫の協力を得られたかどうかで、その後の夫婦間の信頼関係に影響が出るというのを読んだ事があって、なるほど、と思った。大変な時に助けてくれなかった、というウラミが残るらしい(笑)。

ええ、ウチも残りましたもの。もちろん子育てだけじゃなくて、3年目、4年目を迎えた夫婦の関係の変化もありますが。

ちなみにダンナは今日は忘年会。日付が変わる頃、帰って来ました。飲み会帰りにしては早い帰りだけど、疲れのせいか近年まれにみるくらい酔っ払ってて、色々面白おかしい事になりました。続きはまた明日。
チビは今年で5回目のクリスマス。そろそろ「クリスマス」というものをおぼろげながら理解するようになってきたらしい。

「クリスマスのおじさん(サンタのこと)、僕の所にも来るの?」
「煙突ないけど、どうするの?」

今までなんにもしなかったけど、分かるようになったのなら、期待に応えねば。

「煙突ないけどね、魔法で届けてくれるよ。チチンプイって。サンタさんに何をお願いするの?」

「う〜んとね、お菓子! あま〜いアメ!」

....なんていやしいヤツだ。普段甘いものあんまりあげてないからなぁ。たまに人からもらったりするアメがそんなに嬉しかったのか。

前日の夜、レゴのブロックと、おまけでつけてくれたバックや絵本を箱に詰めてリボンをかける。夕方近所のスーパーで買ってきた定番の赤い靴下のお菓子詰を同じリボンをかけて箱の上に置いた。
この菓子詰、ちょっと気になって中身を確認したら、キムチ味のスナックとか、辛いものが数点。こんなのウチの子は喜ばんよ〜。代わりにご希望のアメをたくさん入れてやる。

朝、無言でむっくり起きたチビ、枕もとにある箱をしばらく凝視。まずお菓子を手に取り、「これ、僕のかな?」 
「そうじゃない? 下の箱もきっとそうだよ。サンタさん、来てくれたんだね。」

その後はもう大騒ぎ。騒ぎで起きたチビ2号も負けじと「オオゥ、オォーーッ」と箱から物を出すたびに指さして絶叫。

うーん、こんなに喜んでくれるとは思わなかった。
さあ、サンタさんの存在を疑うようになるまで後何回のクリスマスを過ごすのか。なるべく先の話だといいな...。

その夜、おばあちゃんから電話をもらったチビは、サンタさんからプレゼントをもらった事を報告して、どうやってもらったの?、という問いに、
「魔法で届けてくれたんだよ。チチンプイって。」
と答えていた。一度言っただけなのに、よく覚えてる(笑)。

終業式

2000年12月22日
今日はチビの幼稚園の終業式。
あー、明日から毎日家にいるのね。がー、長いぞ〜。来月17日まで! 
頑張れ、自分!!

深酒は命取りin雪国

2000年12月20日
昨日の夕刊の死亡記事。
ススキノのビルの階段で、男性が凍死しているのを発見。酔ってそのまま寝込んでしまったらしい。

恐ろしい。ついうっかり、なんて誰にでもありそうなことなのに、命の問題になるとは。
零下の世界だもんなぁ。
なんて事を改めて思った日の夜、やってきましたヨッパライさん。

ついつい夜更かししてしまって、さあてそろそろ寝ようかなぁと布団に入りかけた午前3時、いきなりガチャガチャと玄関ドアのノブを回す音。

こ、こ、こ、こええええええええええーーっ!!
恐る恐るのぞき窓から確認すると、30代ぐらいの背広姿のオジサンが一人。

どうやらかなり酔っ払ってる様子。フラフラしながらあちこちのドアをガチャガチャやっては階段を上ったり下りたり。時々ドアにバーンと派手な音をたててぶつかってる。カシャーン、と鍵をとり落とすような音も。

うちは階段をはさんで2戸、4階まであるのだけど、それを延々いったりきたりなんと1時間以上。
最初はうちの階段の住人かなぁと思っていたけど、
どうも見覚えのない顔のよう。この辺、同じような棟がたくさんあるんで、多分どっかと間違えてんだろうけど、いい加減気づいてもよさそうなのに....。声をかけるのも怖いし...。しかし気になって眠れない!

そのうちに信じられない音が....。
なんとイビキ!! ぐーがーと気持ちよさそうなイビキが階段中に響き渡ってる!

おいおいオッサン、それはマズイだろう!凍死しちゃうよ!!
どうしよう、起しに行こうか。毛布でもかけに行くか。いやいや、警察呼んで保護してもらおうか...。
でもやっぱりコワイよお〜!

な〜んて逡巡してるうちに、オジサン復活。
そしてまた階段をいったりきたり...。

ああ、勘弁してくれ。もう4時だよ。ほっときゃいいのに、気になって眠れない。ギャー!!

戸一枚はさんで、ヨッパライと小心者の一方通行のせめぎあい。なさけねぇ〜。

やっと間違いに気づいたオジサンが去って行ったのは5時も過ぎていました...。これでやっと眠れるとばかりに布団についたのにチビ2号の夜泣きのオマケ付き。結局ほとんど眠れず(泣)。

オジサンは無事家にたどりつけたのか...。その日の夕刊に凍死の記事はなかったので、大丈夫だったんでしょう。  確認すんなって。

空回り

2000年12月19日
はあ。なんだか今日は朝から空回りな日でした。

プリンターの調子がおかしくて、どうやっても印字全体が斜めになってしまう。年賀状を印刷するのにこりゃマズイってんで、ヒューレッドパッカードのサービスカウンターに電話する。
これがいつまでたっても繋がらない。オンフックにすること実に20分。その間にチビ2号が機嫌悪くなって泣き叫びだして大変。

電話に出たおねーサン、「お子様、大丈夫ですか?」 って、1回ぐらいはむしろ当然だけど、何回も聞かんでくれ。「後にいたしましょうか...。」って、やっとこさつながったのに、また何十分も待たす気かい。足にすがって泣いてるんだから、大丈夫もなんも、危険はないんだよ、ウルサイだけで。泣かずに動き回ってる方がよっぽど「大丈夫じゃない」状態になる可能性が高いのだ。

結局、詳しいことを調べてからお電話いたします、っつー事になったのに、かかってこなかった。どーいうこと?

そんでもって、肝心のプリンターだけど、なんとその電話の後、あっけなく問題解決したのだ。紙詰まりをおこしたので、とりはずそうと後ろのカバーを開けようとしたら、なんとそこが外れかかっていた。そーいえばチビがいつかごそごそやってような...。
なんちゅーオチ。

プリンター騒動が一段落ついた頃、ふと気づくとチビ2号が熱っぽい。測ってみたら、案の定38度を越していた。
この時、11時半。部屋に張ってある、かかりつけ
の病院の診療案内を確認すると、午前の診療は12時までだったので、急いで身支度して出かける。折り悪く吹雪いていて、徒歩5分の距離とはいえ、けっこうな徒労感。
病院につくと、なんか雰囲気が変。受付が半分閉まってる! え〜、と思いながら支払いの方の受付の人に診療カードをだそうとすると、「受付は11時までですよ。」

なにィ! 案内を見間違えたか!? いや、だって確かに12時までって書いてあったよ。なんでー?! と、内心ブータレながら、「どうしましょう...。」と困惑している受付の人に、ニッコリ笑って、「じゃ、午後また来ます。」 

混んでる病院じゃなし、無理を言えば多分診てくれただろうけどね...。押しの弱いワタシ。
んで、帰って案内を確認したら、確かに「診療時間」は12時までだった。ただし、一番下の方に小さく、「受付時間 9時〜11時」 の文字が...。

オイオイ、診療時間と受付時間別かい。んじゃ何かい? 午前中で受付してても、診療時間過ぎたら午後回しになるのかい?午後の診療時間過ぎたら次の日か? 
....せめてもっと目立つように受付時間書いてくれ。おかげで吹雪ン中熱ある子供抱えて2往復もしちゃったじゃないか。シクシク...。

ダンナが晩御飯いらない日なんで、手抜きして昨夜の残り物ですます。あー、ゴハン作らないですむと、むちゃくちゃ気楽。

無駄が出ないよう献立考えるのが面倒。
在庫チェックして足りないもの買いに行くのが大変。
まとわりつき、周りのものを破壊or泣き喚く子供達をけん制しながら料理すんのがイライラ。
偏食&少食のチビをなだめすかして食べさせるのが憂鬱。
後片付けは時間がかかる。
しかもダンナは時間差で後から食べる。調理しなおし&再度後片付け。

これだけの事をしなくてすむので、ほんとーに気楽だ。嬉しくて涙がでてくる。ワハハ。

んー。なんかすっかり週イチ日記と化していますね。マズイです。
実はいくつか書いてたんですが、あんまり重い内容になったんで、送信する前に消してしまいました。うまくまとめられなかったし。

今、ケーブルTVで懐かしのガンダムをやってます。
いいですなー。小中学生の頃、何回も再放送を繰り返し見ました。映画も見に行きました。自分はアニメファンなのだと初めて自覚した作品でした。

もう20年も前になるのかー。私も歳とったもんだ(笑)。 しかし、昔のアニメは落ち着くなぁ。キャラクターの露出が少なくていい。いまどきの胸ぼーん、太股ばーん、っちゅーのはどーも落ち着かん。

2年ほど前、友達の付き合いで、吉祥寺だかのアニメイトに数年ぶりに行って仰天しました。キョーレツな色の洪水にエロ漫画かと見まごうようなすげぇ露出の媚媚ポーズの女の子ポスターやらが氾濫していて、<な、なんでみんな平気な顔してるんだ!! 恥ずかしくないんかー!?> と、一人動揺しまくりでした。

あれはイカンよ。あれは。あんなアヤシイ空間で小中学生がフツーに買い物してるのが怖かった。
この子達は、こういうビジュアルを当たり前のものとして見て育つんだなぁ。私がそうだったように。...これをか...。 と、ちょっと暗澹たる気分になりましたよ。
その昔、有害図書排斥運動!!とかやってたおばさん達の気持ちがちょっと分かったような気がしました。

脱線。

今朝、目覚まし時計が鳴らなくて、チビは幼稚園バスに間に合いませんでした。そして先週に引き続き2度目の車運転! ひょーっ!!
初めて雪道を運転しました。4年前の首都圏転勤以来、遠ざかっていた車(都内は怖すぎて運転できなかった)。このままペーパードライバー一直線かと思いましたが、これが脱出の機会となるか否か。


帰宅

2000年12月10日
帰ってきました〜。
いや、あっという間の10日間でした。結婚式にもチビ連れで無事参列できたし、友達と温泉にも行けたし。実家の家族もみな元気で、楽しい帰省でした。

ダンナは、週末スキーに誘われてるとか言っていたので、帰ってもいないかな〜、と思っていたらなんと飛行場に迎えに来てた。びっくり。
嬉しいけど、電話ぐらいすればいいのに。すれ違いになったらどうするんだ。
(どうやら、仲間に迎えに行ってポイントを稼げと言われたらしい。皆様お気遣いありがたう。)

疲れて早めに就寝していたら、義母からの電話で起こされる。飛行機は大丈夫だったか、結婚式は...云々、短めに話す。寝ぼけてたの分かっちゃったかな?
あちらからかかってくるには、かなり遅い時間だった。こっちからの電話待ってたんだろうなぁ。今日帰ってくるの知ってるし。

なんだろうなぁ、こういうの。私が実家へ帰省する時は、いつも事前にいついつ帰省してきます、って連絡して、帰ってきたら、無事帰りましたコール。

別に強制されてる訳でもないのに、なんか別の時に話で出ると、バツが悪いような気がして、先に言っといた方がいいかなー...と。

ああ、でも正直うっとうしい!! なんでいちいち私の行動を報告しなきゃいけないんだー!!
こんなに長くダンナを一人にして、顰蹙かうかなーとか、うちに帰省したんだから、今度はあっちに行かなくちゃいけないかなぁ、とか色々後ろめたいんだよー!!

...強制されてるんじゃないんだから、イヤならやめればいいのに、そこは嫌われたくない小心者。あーあ。

お誕生会

2000年11月30日
長らくおさぼりしてしまった。

今日はチビの幼稚園でのお誕生会。お立ち台で先生からインタビュー。内弁慶のチビのこと、また貝みたいに押し黙ったりゃしないかと心配したけど、なんとか無難にこなして一安心。
にしても、<なりたいもの>が<ウルトラマンガイア>っつーのはどうーいうこと。そんなの数回しかみたことないくせに。しかも怖がりで、TVから後ずさりするような奴なのに。
まあ、男の子はみんなウルトラマンとか仮面ライダーとか答えてたもんね。なんだかよく分からんけど、それがかっこよさそうだと思ったんだろうな。

夜、DDIを名乗るセールスの人が来た。これで2回目だ。
戸を開けずに応対するのだけど、戸の前で勢い良く話し出す。9月から新割引になっただの、NTTの回線料がかかってたのが、かからなくなっただの、立て板に水のごとく。戸ごしに聞いてるのも妙なので、何か説明書でもあったら、入れといて下さい、というと、「そうですか...。」と言って何も入れず去っていく。2回とも。

DDIって合併してKDDIになったんじゃなかったのか。まだそんな呼称使ってるのか。それとも偽社員か。なんかの訪問販売員か。

以前、廃品回収だと言われて戸を開けたら、トイレットペーパー玄関先に並べられて、「読売契約して下さい。悪質な新聞販売員がこの辺回ってて苦情が出てるんです。ウチで契約したら、連絡が回って、販売員来ないですから。」

悪質販売員って、そりゃお前だろ!!

って叫びたくなるようなヤツに出くわしたことがあるんで、なんだろうと絶対戸は開けません。
ちなみに上記のヤツは、さんざんねばった挙句、断固拒否すると、いきなり態度を豹変させて、すんごい顔して睨み付けつつ去っていきました。今後どんなことがあろうと、読売だけは決して買うまいと心に誓いました。

・・・しかし、なんで団地ってこうセールスが多いかね。実家では滅多に来なかったのに。古い住宅街だったが。やっぱり一軒家を回るより、効率いいからかな。不思議。

そうそう、明日から実家へ帰省します。10日ほど。なんで、日記はしばらくお休みです。

漫画三昧

2000年11月24日
うう、眠い...。昨日は明け方5時近くまで借りた漫画を読んでたのだ...。「紅茶王子」12巻一気読み。読んでる間は夢中になってるから気がつかないけど、漫画も結構読むの時間かかるのね。特に少女漫画はコマ小さいから。

幼稚園友達のYさんは漫画オタクで、とにかくジャンル問わずいーっぱい持ってるのだ。私も漫画好きだと知るやいなや、どんどん貸してくれるありがたーいお人。おかげさまで、ここ数ヶ月で何年分かの漫画を読んどります。

結婚前は私もよく買ってたんだけど、結婚してからはめっきり買わなくなっちゃった。結婚して家を出る時、大量の蔵書の処遇に困ったから。
ダンナは全然興味ない人だし、狭い新居にどっさり持ち込む訳にはいかないし...。古本屋へ二束三文で売るのも忍びないしで結局そのままにしてきてしまった。

なんとかしろという母の再三の催促で、厳選した漫画以外は弟に管理を任せる事にした。弟は買っては売るを繰り返す人なんで、ほとんど売り払われた模様。
でも、それ以前に収納BOXに入れて縁の下へ放り込んでたのはまだそのままになってる。15年くらい前のアニメ雑誌とかアニパロ同人誌とか(笑)。どうしようかなぁ、あれ。

ところで、厳選した漫画の中でも、いまんとこBESTなやつは、
「玄奘西域記」諏訪緑(小学館) 。
取経の旅の途上で出会う様々な国家、宗教...。地味だけどいい漫画です。あんまり知っている人がいなくて残念。


本の値段今昔

2000年11月22日
こないだのアンソロジー本で思いついて、ネット書店で「ダンバイン」をキーワードで検索してみた。
おお! なんか新しい本が出てる〜。

つーわけで、買ってみました、「聖戦士ダンバイン ノスタルジア」。お値段3千800円なり。
内容はともかくとして、この値段...。消費税いれて4千円超すっつーのは...。

最近この手の本買ってなかったから分かんないけど、これぐらいするもんなのかねぇ。手元にあるロマンアルバムとか確認したけど千円〜2千円だった。

そういえば、一番よくマンガを買ってた頃って、単行本360円だったかな、確か。それが消費税だなんだって、少しずつ値上げされて、今や400円越すもんねぇ。週刊ジャンプなんて、170円だったのに。
新書版の小説も、ポンと値上げされて、中身も薄くなって、買う気がそがれちゃったよなぁ。装丁は格段にきらびやかになったんだけど。

まあ、10年もたてば当たり前かな。でも、最近は色んなグッズが大量に出るから、アニメとかハマると大変そうだね(笑)。


清田にできた札幌最大級というジャスコへ行く。
やっぱりというか、めちゃくちゃ混んでた。フードコーナーは席がなかなか空かなくて、食べるのも一苦労。
慣れないことはするもんじゃない。ぐうたら者として、流行りものは間を置いて参加するべきと痛感。

まあ、久々に休日らしい休日ではあった。

で、この日一番嬉しかったのはジャスコ内に入ってた紀伊国屋書店にて見つけたモノ!
「聖戦士ダンバイン」のアンソロジー本!!

ぎゃー!嬉しすぎる!! その場で踊りそうになっちゃったよ。いや、ちょっと踊ってたかも。アヤシイ人状態。

好きだったんだよねー。もうめちゃめちゃハマってた。まだビデオがなくて、カセットで音声だけ録音したりして(笑)。<学年で成績**番以内になったら>っつー親との約束を果たして、ついに買ってもらったビデオで初めて録画したアニメ。

ああ、15年以上たってるのに、まだ細部まで覚えてるよ。多分これからもずっと好き。

でもすごいなー。こんなに古いアニメなのに、まだこんな商品がでるなんて。やっぱり某ゲームシリーズのおかげなんでしょうか(笑)。なんか難しそうで、手を出してないんだけど...ちょっとやってみようかなぁ。しかしいっぱい出すぎていてどこから手をつけてよいのやら。


大雪

2000年11月18日
雪雪雪雪雪〜。一日中ゆ〜き〜やこんこん状態。こんな時に限って玄関前の掃除当番。急遽雪かき当番とあいなりましたよ。

2回も雪かきしたのに夜にはまた積もっていた。ふー。本格的冬の到来ですな。久しぶりに雪かきしたら腕の筋肉がつりそうになった。運動不足だな〜。
春先から体重激増してるんで、なんとかこの雪かき運動でやせないかねぇ。その前に食べるのをヤメロ。ケーキ一度に4個も食っちゃまずいダロって。

授乳時、アトピーっ子チビ2号のために食事制限してたのが、断乳で解放されてハジケちゃったんだよねぇ。最早妊娠後期の体重に追いつく勢い。誰かワタシを止めて。

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