米軍が包囲、攻撃しているファルージャ。

5日からの市街戦で、580人にのぼるというイラク人の死者のうち、175人が女性、120人が子供だと。
NNNのニュースで現地レポーターが報告していた。

犠牲者の半数が女子供!?

...どういう戦闘が行われているんだ...。

アメリカ人の民間人が殺されて民衆に引き回された映像は何回もTVで流れたけど。イラクの市民が無残に殺されてる様は映らないのね。

惨いなあ...。

家族、友人、顔見知りの近所の人、そういった人々が目の前で殺されていく。住み慣れた町が壊され、穏やかな生活の場が恐怖と憎悪で溢れていく。

一方は故郷を遠く離れ、周りは全て敵のような異郷の地で、死の恐怖に怯えながら終わりの見えない人殺しを続けていく。

そして、それを命じた人間は、決して彼らのように死の恐怖を味合うことはない。自らの手を無辜の市民の血で染めることもなく、憎悪に燃える目や咆哮、かつては人間だった血まみれの物体が散乱する様を見る事もない。
戦場から遠く離れた安全な地で、ただ命令を下すのみ。

自分が血を流すわけではない、痛くもなんともないのだから、極端な話、ゲームをやってる感覚と似てるかもね。

この戦力差ならすぐ片がつくはず。負けることは絶対ない! やっちゃえ!!
お金はこれくらいかかるかな...でも作戦成功後に得る収益を考えるとプラスになるぞ。よしよし。
む?思ったより時間がかかるな...。それにちょっと死にすぎかな? また補充しなくちゃ。 世論の反発が何パーセントか出てくるなぁ。これをかわすにはこの情報をこうして...。

ああ。

無残に殺されたイラクの子供達、その死の痛みと恐怖を、戦争を指導してる全ての人間に味あわせてやりたい。

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