特に大ファンというわけでもなく、今ではTVアニメの方は見たり見なかったりなのだが、なぜか映画だけは観に行ってるこの作品。

ダンナと次男坊にはお留守番してもらい、長男と出かけたのだけど、実は長男坊はワンピースをほとんど知らなかったりする。
純然たる子供映画を、いい年した大人が一人で観に行くのはやはりためらわれるので、ていのいいカモフラージュなお供さんなのだ(笑)

でまあ、せめてものお礼として彼には大好きなポップコーンとジュースのセットを買ってあげるのがこういう時の慣例になっている。

今回も上機嫌で売店のカウンターに私を引っ張って行った彼。よしよし、君が嬉しそうだとママも嬉しいさね。さて会計を...とバックを探ったらば...ない!! 財布がない!!

ショーック。なんと財布を忘れてしまった。

地下鉄はカード、映画の鑑賞券は前売り券だったので、売店で現金が必要になるまで、財布がないことに気が付かなかったのだ。

映画より何よりポップコーンめあてだった彼は大ショック。

「お金、借りてくればいいでしょ!!」

あー。ATMのことね。でも財布ないの。カードないのよ。身分証明書(免許)も財布ん中だし、借金すらできませんわ(苦笑)

バックとコートのポケットというポケットをひっくり返して、なんとか出てきた小銭、100円玉2枚。200円じゃ、ポップコーンとジュース、どちらかしか買えません。

結局、彼はポップコーンを選び、映画の途中で喉が乾いた、やっぱりジュースにすれば良かったとブツブツ文句を言っておりました。 すまん。

映画の後はランチでもして帰ろうと思ってたのに。せっかく街中まで出てきたのに、どこにも寄らず直帰するはめに。なさけなーい一日でした。

あ、映画の感想。

...なんか違和感ありまくりだった。作品にあまり特別すぎる思い入れがないので、とりあえず映画はいつも楽しめてたんだけど、今回はなんか違った。

声優さんじゃない人が、何人か声やってたのかな? 作品のハイテンションさと、声の演技のトーンが合ってなかった。

あと、おなじみのメインキャラもなんか杜撰な扱いをされてたような気がする。なんだろう、なんかそれぞれの持ち味みたいなものは外してないんだけど、それがストーリーの中で生きてなくて、とってつけたような感じ。

キャラが物語りを作ってるっていうより、まずストーリーがあって、そこにむりやりキャラを押し込めたような感じといえばいいのか。

上手くいえないけど、なんかヘンな感じだった。断続的にはいる小ネタは子供にはウケてたけどね。

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