戦争という手段

2003年11月9日
どこにも出かけない一日だった...。選挙に行っただけ。にしても昨日今日と寒い。いよいよ本格的冬の到来かなー。

何気なく見てた夕方のTV。北朝鮮の悲惨な実態...。飢えから逃れようと脱北する少女達をブローカーが仲介、要は人身売買で、主に売春宿などに売られていく現実。

重い気分でVTRを見終わると、番組のキャスターがコメンテーターに感想を求めた。

とにかく今の金正日体制を一日も早く崩壊させるしかない...と述べながら、

「...しかし残念ながら日本は憲法9条のために軍隊を持てませんからね、武力でどうこうはできませんから〜結局平和的な手段でしかできないんでしょう云々。」


おいおいおい。「残念ながら」って。当たり前のように、さらっと言ってたが。


憲法がなけりゃ、北朝鮮に戦争しかける気なのか。

他国との交渉の手段として「戦争」を用いることが普通になっていくのかな、この国でも。

徐々に徐々に感覚が麻痺していって、慣らされていって。

今日も一日のん気に楽しげに遊んでたうちの子供達が大人になる頃には、海外で(最悪国内で?)日本人が戦死するような世の中になるんだろうか。

そうなったら当然徴兵制?兵役義務化?

...勘弁して。
戦争はいつの時代も下の下の手段。なぜ好き好んで茨の道を行くのか。もっとしたたかに有効な手段を考えられる有能な人材はいないのか。
ほんとにこれからどうなるんだろう...。


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