選ぶのは自分

2003年10月27日
衆院選の前哨戦ともいわれた埼玉補選。自民が勝った。結局与党が強いのかね。

それにしても投票率30%以下ってなんなの...。

自分たちの代表を決めるんでしょ、選挙って。その人達に政治を、私達の生活をどうするか決めてもらうわけなんでしょ。

年金、医療、雇用、環境...難しいことは良く分からないけど、でもそういう全てのことを決めていくんだよ。

それは違う、そんなこと私は望んでない、と国の政策に文句を言えるのは投票した人だけ。投票しないってことは、その権利を放棄してるってことじゃないの?

「何も変わらないから」って選挙に行かないのは、「何も変わらない」ことを支持してるのと同じ。今の政府の政策を支持してるということ。


...一党独裁のような今の日本。なしくずしにどんどんいろんな法律が決まっていってるけど、これでほんとにいいのか。不安だ。


とりあえず、今度の選挙で自民党に票入れた人は、順次、自衛隊に入隊して、イラクへ行ってもらうってことで。

いいよ、きっと。日当もいいし、殉死したら弔慰金もどっさり! お国のために頑張ってください。


...っていうか、ほんとに憲法改正して、自衛隊をフツーの軍隊にするなら、現政権の政治家は自分の家族を自衛隊に入れろ!! もちろん士官じゃなくて一兵卒として。

それぐらいの覚悟と痛みがないと、ほんとにどんどんあいつら簡単に海外へ派兵するよ。

自衛隊員の一人や二人の犠牲、いやそれが現実になったら今度は何十人とどんどん拡大していくだろうけど、そんなのあいつら蚊に挿された程の痛みも感じない。

恐いのは、それによって世論が政権批判に傾くことだけ。

アメリカにせっつかれてただちに派遣しかねない状態だったのに、思ったよりイラク情勢が悪い、死人が出たら選挙に影響するからと総選挙後の派遣。

国連施設爆破事件の後はさらに間を置いて来年か...などと言われてたのに、思ったほど世論が反応しないので、今度は年内派遣だと。


バカにするにもほどがある。

隊員の生命をなんと思ってるんだ。


...いや、一個人の生命なんて全体の利益のためには頓着しないのが政治家の正しいあり方なのだろうけど。
問題は、それがほんとに全体の利益になってるかだ。

ほんとに実益があるのか。それはなんなのか。国際貢献、イラク国民のため、なんて上辺だけの誰も信じちゃいない口上ではなく、ちゃんと示して欲しい。
でも、私は選ばないけどね(-_-)
朝:4.6kg

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