交渉成功

2001年4月27日
朝9時。
いつもならのんびり遅い朝食でもとってる頃だけど、今朝は電話を前に臨戦態勢。

交渉ごとは苦手だけど、ここまで苦労しといてあっさり引き下がるのは納得できない。

で、ここから先は昨日のお話。

昨日、最終的に修理・保守センターに電話するようにサポートから言われ、教えられた電話番号先に電話した。

親機と子機間で電波が通じないこと。
親機のボタンが全く作動しないこと。
ネットにつなげないこと。
購入年月日。

一通り説明すると、

「では検査した方がよいですね。でも持ち込みで修理するとその間電話が使えなくなりますから....出張修理の方がいいですね?
その場合、出張費3000円がかかります。1年間の保障期間内なので、修理費は無料です。」

とのお返事。
ええ!? 代替のTAを貸してくれるってインフォメーションセンターでは言ってましたよ?

「それはありません。センターが間違ったことを言ってるようですね。」

でもこれって途中で故障したとかじゃなくて、最初からおかしいんですよ。私の設定がおかしいのかと思ってて購入からしばらく時間たっちゃいましたけど。
初期不良にはあたらないんですか?

「初期不良の場合はおっしゃる通り無料交換になりますが、購入から2週間以内に限ります。」

...期限決まってるなら仕方ないか...。
と、しぶしぶあきらめ、持ち込み先の住所を教えてもらって電話を切った。

この持ち込み先の住所、街中だけど駅からは遠い。不便な所にある。
しかも持ち込みしてる間、電話は不通になってしまう。出張修理には3000円かかるし、また電話して日時を交渉しなきゃいけない。もうすぐGW、いったいいつになることか...。

考えてるうちにだんだん腹がたってきた。

なんでこんな苦労しなきゃいけないんだ。
購入から2ヶ月、最初からおかしな点があったのに、ちゃんと確認せず、とりあえずネットにつなげるからと適当にしていた私が大バカでしたよ。

でも、初期不良交換は2週間まで、ってそんなことどこにも書いてないぞ! 
だいたい購入した店頭でISDNの回線&フレッツの申し込みしたんだから、開通したのなんて3週間後だ。その時点でとっくに初期不良交換期限過ぎてるじゃないか!

ムカムカムカ。

HPに載っていた、電磁波障害のケースは、希望者は本体ごと交換するとあった。

症状としては全く同じなのに。
なんで2週間過ぎたからって、わざわざ持ち込んで修理をお願いしなきゃならんのだ? だいたい「修理」じゃないだろう、コレ。 明らかに不良品じゃないか!!

だんだんだんだん腹が立ってきた。
納得できん。

よし、明日もう一度電話してみよう。
調べたら、修理・保守センターというところは、NECの本体部門ではなく、子会社になるらしい。
子会社にグダグダ言っても解決しないだろう。もう一度インフォメーションセンターへ電話するか...。

ふと取り寄せた例のシールドテープに同封されていた説明書きを見ると、<本体交換をご希望される方は下記まで連絡を...>とあり、専用の電話番号が記載されていた。
よし、ここにしよう。


....で、いよいよ受付時間開始の朝9時。

戦闘開始。
内心ドキドキしながら、いつもより少し声を低めに、ちょっと早口でこれまでの経緯を説明する。

「...というわけなんですが、これでも<修理>の扱いになってしまうんですかね?」

「えーと、少々お待ちください。」

結構長く待たされる。

しばらくして、もう何回もやった親機と子機間の電波状態の確認と、電話応対した修理・保守センターの電話番号を聞かれる。

またしばらく待たされる。

再び電話口に出た受付のお姉さん、
「分かりました。では、こちらから交換品をお送りいたしますので。今お使いになってるものは折り返し返品下さい。」

えっ! ほんとに?! な、なんてあっさりと!!
喜びを抑えつつ、さらにダメ押し。

「いつ届きますか?もうGWに入りますよね。」

「しばらくお待ちください。...本日特急便で発送致しますので、明日には着きますかと。」

「そうですか。ありがとうございます。よろしくお願いします。」

ガチャン。

電話の前で喜びのダンスを舞いました。
勝利! (^_^)v

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