ちょっと感激

2001年2月22日
チビ達にとってお風呂タイムはちょっとした遊び時間。お湯のかけっこやらペットボトルロケットやらで遊び放題。

母も時々参加する。
よくやるのは<溺れる〜助けて〜>ごっこ。
浴槽の中でバタバタ溺れるマネをしてる母を、外からチビがひっぱって助ける。

最初の頃は真剣に溺れると思って、必死の形相だったチビも、最近は慣れておふざけ気味。

そんなチビをちょっと驚かせようと思って、大げさに叫んだ。

「うわぁっ!お風呂ん中になんかいる!なんかいるよ〜!! 足引っ張ってる〜〜!!」

がぼがぼがぼ。そのままお風呂の底に沈む。

さーて、どうするかな〜と思いながら上を見上げると、

ドボン!! 

え? 何? チビが飛び込んできたの? あの怖がりのチビが?
お風呂にチリゴミが浮いてるだけで飛び出ちゃう奴なのに?

強張った表情で、無言で一生懸命私の腕をとって引き上げてくれた。...怖い時って声出ないもんね。

思わず抱きしめちゃったよ。ありがと、チビ。おどかしてごめんね。



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