天中殺

歯車のかみ合わない日ってのはあるもんです。

週初めから鼻をズルズル出してた2号クン。ヤバイかな〜と思ってたら、案の定片耳から耳垂れが！
マイナス10度の厳寒の中、耳鼻科へ行ってまいりました。

1時間ほどの待ち時間の間、二人とも好き放題。チビは自動販売機のジュースが欲しいと何度も駄々をこね、2号君はおもちゃを片っ端から放り投げて、あきると外へ脱出。しまいには機嫌が悪くなってギャーギャー大騒ぎ。あまりの泣き声にいたたまれず、チビを残して外に一時退避する始末。

診察室でも、押さえつけてる看護婦さんの腕に思いっきり爪をたて、先生には蹴りを入れるという傍若無人の暴れぶり。母はひたすら恐縮するのみ。

疲れ果てて帰宅して、2号君と私は昼寝。起きたら、おもちゃはMAXで散乱、コーンフレークとパンが食い散らかされていた．．．。

気を取り直して夕食を作ってると、チビが洗濯用取水ポンプをいじって、床が水浸しに！
洗濯機と冷蔵庫なんて重量級が並んでるから、その下は床ふけないんだよぉ。板はがれちゃうよぉ。弁償だ弁償！（泣）

イライラが爆発しそうになるのをこらえて、中断した夕食づくり続行。と、2号君がウンチ警報！
まだ出そうだな〜と思いつつ、とりあえず替えてやる。あ、そうだ、お風呂しとかなきゃ．．．と、風呂掃除をしてると、なんかイヤな予感。2号が静かだ．．．。
リビングに見に行ってみると、案の定！！　第2弾のウンチ君をしたヤツが、手をオムツに突っ込んで、神妙な顔でカーペットになすりつけていた．．．。

ああ、もう！　そうだよ、私が悪いんだよ！
ポンプを触ってる時点でやめさせとけば。
オムツを替えた後、不精せずにきっちりつなぎのボタン止めとけば。
こんなめんどくさい事にはならずに済んだのにーー！！！

ご飯を食べ、お風呂に入り、2号に薬を塗ってる所にダンナご帰宅。
今日の天中殺な一日を語って聞かせる。ああ、話を聞いてくれる人がいるというだけで、大人対大人の会話が出来る人が家にいるというだけで、こんなにも気持ちが軽くなる。
ダンナが帰った途端、部屋の空気が変わった気さえした。

狭い家の中で子供と向き合ってると、気持ちの切り替えが難しい。一旦イライラのどつぼにはまると、なかなか抜け出せない。

「今日はいっぱい怒ってごめんね。」と、寝る前、チビに謝る。
「うん。明日はいい子にしてね。」
．．．はい、ごめんなさい。でも、君がいい子にしてくれてたらそもそも怒ることも．．．．
「ママがいい子にするの！！］
はいはい。