読書の秋

2000年10月27日
ああ、図書館から借りてる本を返さねば...。返却期限とっくに過ぎてます。ごめんなさい。(--;

「脳のなかの幽霊」(角川書店)
人体の最大の謎である「脳」の神経学の本。数年前に放映された脳をテーマにしたNHKスペシャルは面白かったなぁ...という事で借りてきました。

これがどーにも読み進めません(笑)。家事の片手間に読むには難しすぎる。私には。

今日読んだ分で心にとまったところ。
<・・・つまり彼らの科学はアリストテレス的であり、ガリレオ的ではなかった。・・・>
???なんじゃそりゃ?? 注釈によると、

<アリストテレスは、自然現象の鋭い観察者ではあったが、実験によって推論を系統的に証明するという発想はもってなかった。近代的な実験科学はガリレオとともに始まった。ガリレオ以前は、重い物体は軽い物体より速く落ちると誰もが信じていた。そしてたったの5分の実験でその誤りが立証された...>

ということらしい。ああ...読む人が読めば注釈なしでこれが理解できるのね...。

同じ注釈部分の、<実験的方法は人間の精神にとってあまりにも異質>というくだりに共感。人とは思いこみの生き物なり。

コメント